猫に必要な水分
スポンサードリンク |
|
猫に必要な水分 |
猫の祖先は、はるか昔、アフリカの乾燥地帯に生息していました。 その名残で、猫の体は現在でも水を少ししか必要としない構造になっています。 缶詰などのウェットフードを主食にしている猫の中には、 フードに含まれている水分だけで必要量が満たされるのか、 ほとんど水を飲まない猫もいます。 うちの猫も、成猫用のドライフードを食べるようになって、初めて水を飲みました。 ![]() ですが、この体の構造が病気の原因になるんです。 猫の体は、少量しか水を必要としません。 それはどうしてかというと、排出する水分を少なくするため、 濃い尿を少しだけ排泄する構造になっているからです。 砂漠で水をじゃんじゃん排出していたら、あっという間に干からびてしまいますよね。 猫の祖先が暮らしていた、熱く乾燥した環境に適応するため、 水を少ししか必要としない体に進化してきたんですね。 |
スポンサードリンク |
|
猫がかかりやすい病気 |
尿が濃くなると、それだけ尿の中に老廃物や毒素が増え、 腎臓や膀胱に大きな負担をかけてしまうんです。 そのため、猫下部尿路疾患:FULTD(猫泌尿器症候群:FUS、尿石症)や 膀胱炎、慢性腎不全など、泌尿器の病気を発症する猫はかなり多いんです。 ペットの健康保険会社の調査では、犬に比べて、 猫は泌尿器の病気に約4倍もかかりやすいという結果が出ています。 |
スポンサードリンク |
|